TAIDAIClaude Code Labby TAIDAI
価格
TAIDAIClaude Code Labby TAIDAI
価格
Claude Code / 基礎
02

npmとネイティブの二重インストールを解消する

約9分 / 無料レッスン

更新したはずなのにバージョンが上がらない、という状態を自分で解消できるようになります。原因はClaude Codeが2箇所に入っていること。見分け方から、片方を消して1本にまとめるところまでやります。

こういう症状の回です

claude update を打つと「更新できました」と出る。ところが新しいウィンドウを開いて claude -v を打つと、古いバージョンのまま。もう一度更新する。また上がらない。これを何周も繰り返す。途中で見慣れない英語のエラーが出て、そこで手が止まる。

僕は実際にこれを何周もやりました。結論から言うと、操作は何も間違っていません。Claude Codeがパソコンの中に2箇所以上入っていたのが原因でした。

このレッスンは、その状態を自分で見つけて、自分で解消するための回です。少しターミナルのコマンドが出てきますが、意味が分からなくても大丈夫です。分からないものはClaude Codeに聞けばいい、というやり方も一緒にやります。

なぜ二重に入るのか

Claude Codeには入れ方が何通りかあります。昔は npm というやり方が一般的でした。今は公式が「ネイティブインストーラ」を推奨しています。

昔から使っている人は、最初に npm で入れて、あとから推奨に従ってネイティブでも入れた、という順番になりがちです。このとき、古いnpm版が消えずに残ります。 すると、更新したつもりの場所と、実際に起動している場所が食い違って、いつまでも古いバージョンが立ち上がります。

公式にも「複数のインストールがあるとバージョンの食い違いや予期しない動作の原因になる」と書かれていて、残すのはネイティブ版が推奨とされています。つまり、やるべきことは「npm版を消して、ネイティブ1本にする」です。

自分がその状態か見分ける

まず、更新コマンドを打ちます。

claude update

ここで、こういう警告が出たらビンゴです。

Warning: Multiple installations found
- npm-global at /Users/あなたの名前/.npm-global/bin/claude
- native at /Users/あなたの名前/.local/bin/claude (currently running)

「Multiple installations found」=複数のインストールが見つかりました、という意味です。どこに入っているかまで教えてくれます。

もう1つ、確実な確認方法があります。

which -a claude

これは「claudeという命令がどこにあるか、全部出して」というコマンドです。

1行だけなら正常です。2行以上出てきたら、二重に入っています。

もっと詳しく見たいときは、診断用のコマンドもあります。インストールの状態や設定の問題をまとめて教えてくれます。

claude doctor

直す手順

Macの「ターミナル」で、上から順に実行します。Cursorの中のターミナルでも構いません。

まず、npm版が入っているかを確認します。

npm -g ls @anthropic-ai/claude-code

入っていたら、それを削除します。

npm uninstall -g @anthropic-ai/claude-code

削除できたか確認します。ここで最初の警告が出なくなっていれば成功です。

claude --version

最後に、起動元が1つになったかを見ておきます。

which -a claude

1行だけになっていれば完了です。これで、以降は claude update がちゃんと効くようになります。

権限エラーで止まったとき

削除しようとして、こういうエラーで止まることがあります。

npm error code EACCES
npm error syscall rename

EACCES は「権限がありません」という意味です。これが出るのは、過去に管理者権限(sudo)を付けてnpmで入れた履歴があるからです。そのとき作られたファイルが「自分のものではない」状態で残っていて、普通には消せなくなっています。僕が何周もハマったのは、まさにここでした。

このときの正しい進め方は、エラー文をそのままClaude Codeに見せて、指示されたコマンドを実行することです。必要な手順はパソコンの状態によって変わるので、決め打ちの手順を覚えるより、聞いたほうが確実で早く終わります。

管理者権限が必要なコマンドを案内された場合は、実行するとパスワードを聞かれます。Macのログインパスワードを入力してください。入力しても画面には何も表示されませんが、ちゃんと打てています。

なお公式は、npm由来の権限エラーで詰まった場合は、ネイティブインストーラで入れ直すことも勧めています。

curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash

分からないエラーは、スクリーンショットで聞く

このレッスンで一番持ち帰ってほしいのは、実はコマンドそのものではありません。分からないエラーが出たときの進め方です。

僕も非エンジニアなので、EACCES と言われても最初は意味が分かりませんでした。でも解決はできます。やり方はこうです。

エラーが出ている画面をスクリーンショットで撮って、Claude Codeに貼り付けて「このエラーが出た。どうすればいい?」と聞く。返ってきたコマンドを貼って実行する。また分からないエラーが出たら、また撮って聞く。これを繰り返すだけです。

スクリーンショットを毎回フォルダから探すのが面倒であれば、Claude Codeに「スクリーンショットを撮ったら自動でパスをコピーするようにしたい」と頼めば設定してくれます。撮って貼るだけ、という状態になります。

この往復ができるようになると、初めて見るエラーが怖くなくなります。意味が分からないまま手が止まる、という状態から抜けられます。

やってはいけないこと

直らないからといって、管理者権限を付けてnpmで入れ直すのはやめてください。

sudo npm install -g @anthropic-ai/claude-code

これは公式が明確に警告しています。 権限の問題とセキュリティ上のリスクにつながる、と書かれています。実際、これをやると管理者権限で作られたファイルが増えて、今回と同じ症状がまた起きます。

入れ直すときは、公式のネイティブインストーラを使ってください。

消えるものと、消えないもの

「消して大丈夫なの?」と不安になると思うので、はっきりさせておきます。

npm版を消しても、作ったファイル・設定・会話の履歴・契約(サブスク)は何も消えません。 消えるのは、重複して入っていたアプリ本体のコピーだけです。同じアプリが2つ入っていて、片方を消すだけ、と考えてください。

まとめ

更新しても上がらないのは、2箇所に入っているからです。

見分けるのは which -a claude。2行以上出たら二重。直すのは npm uninstall -g @anthropic-ai/claude-code で、npm版を消してネイティブ1本にする。権限エラーで止まったら、エラー画面をスクリーンショットでClaude Codeに見せて聞く。

そして今後は、入れ直すときにネイティブインストーラだけを使う。これで再発しません。

前のレッスンバージョンを確認して最新にする次のレッスンCLIの基本操作 -- 知っておくべき10のコマンド
TAIDAI

Claude Code Lab by TAIDAI — AIを仕事に活かす学習サイト

更新情報プライバシーポリシー特定商取引法に基づく表記

© 2026 合同会社TAIDAI All rights reserved.